診断が下りる。そして・・・:凸凹の話(ep5)

(前回までの話はこちら)
”山貴、”さん、カミングアウトするってよ:凸凹の話(序)
<エピソード編>  
あれ?俺の頭おかしい??(思考停止した話):凸凹の話(ep1)
苦悩の日々〜支援センターへ相談しようと決めた話:凸凹の話(ep2)
結局支援センターの前にお医者様へ〜精神科へ行くことにした話:凸凹の話(ep3)
山貴さん発達障害者支援センターへ行くの巻:凸凹の話(ep4)

と、エピソード編を展開して来ましたが今回でエピソード編は最終回となる。

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診断が下りた・・・が、後でも自分探しの旅が続く話

私が少し見えた瞬間

 初回の支援センターによるカウンセリング終了後、約1ヶ月後に3回目の医療機関に行く。そこで言い渡されたことは

 不注意と多動・衝動的が混在するADHD

 ということだった。

 説明を聞いて一定の理解を得た後、先生に・・・

 「あのー、ASD(自閉スペクトラム症)は?」と問うたところこう切り返されました。

 「その症状は初めから伝えていたはずです♪」

 先生は初めからASDと断定していたようです(笑)

 つまり私は

 ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動性障害)の混成型で症状自体はごく軽いもの(グレーゾーンの部類に入ると個人的には解釈している)

 と医師から診断されました。

診断を言われた時に2通りあるリアクション。

 そこで先生が診断を伝えた後の話だが、先生が私に対して優しく丁寧にフォローする姿が見えた。

 「なぜ先生はここまで丁寧に話すのだろう??」

 と感じたのだが、その時は恐らく怪訝な顔で私は見ていたに違いない。
 それでも先生は「症状は軽いから」など気分を和らげる言葉をかけてもらった。

 ではなぜ先生はここまで優しく丁寧にフォローしたのか。

 この話は支援センターのカウンセリンラーから聞いてわかったことなのだが、どうやら診断を言い渡された時にその診断結果を受け入れられない受診者もいるとのことのようなのだ。
 診断結果を聞いたある受診者の中には現実を受け入れられなくて先生に食い下がる受診者もいるらしい。

 では私はどうだったかと言うと・・・夏の海辺の青空の如くさんさんと輝いていた晴れやかな気分だった。

 見出しにあった診断を告げられた時にある2通りのリアクション。それは

  • 気分が落ち込み現実をなかなか受け入れられない者
  • 気分が晴れやかになった者

 である。

天国の気分から地獄へ突き落とされた気分へ・・・

 私の今までの人生はそれほど自慢できる人生を歩んできたわけではない。またいじめや不遇の人生を歩んできた側面もある。またそれとは逆に後ろめたいミスや嫌らしい卑しい行動をしてきた苦い人生も歩んできた。
 もちろん中の良い人もいたわけだが、逆に嫌われた人生でもあった。仕事も出来ない人間のレッテルも貼り続けた人生でもあった。悲しいが人を裏切ったこともした。

 そんな人生だったので自分とはなんなのかと言う思いも強く、血液型占いや某女史による占星術に興味を持ちそれらを活用し、また時として振り回された日々をも送ってきた。

 しかし発達凸凹を知ったことにより、それらは全て統計による一般論にすぎない遊びだと言うことがわかった。つまり今までの行動はほぼ「発達凸凹」によるものとわかったのだ。

 やっと自分が見つかった!

 これにより過去への清算ができたのだ。今までの自分のしがらみが解けて気分は晴れやか・・・ん?

 「過去は清算できたけど未来はどう過ごしたらいいのだ?」

 今まで晴れやかだった気分が急に奈落に落とされるようだった。

 これから俺の未来を取りに行かなきゃ!

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それでも特性を知って良かったと思っている。

 その後私がどのように未来を掴もうとしたか・・・という一つの手法については今後記していきたい。感想としたら少し辛かったかな?と述懐しているが、少し辛い経験でも前に進めたかな?と感じているからだ。

 さて、診断が下りた後支援センターのカウンセラーにもこれらのことを伝えた。辛い気分ながらも前に進める気持ちもあることについて担当カウンセラーの方からも「まだ安心ですね」と言う言葉が聞けた。

 支援センターの方とは3回のカウンセリングだけで終了した。回数としたら少ない方だと思えるが、それでもお世話になって良かったと思っている。またこの支援センターでは当事者同士の会合もあり、時間が許される範囲で参加をしている。当事者同士の話はタメになるし刺激にもなる。


 駆け足で纏まりがない文章になってしまったが、診断を受けたエピソード(編)を以上に記した。次回からは上記のエピソードより自分が取り組んだことや参考になったものを記していきたい。

発達凸凹
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山貴、"語り部"屋